病院のデイケアで、また羊毛フェルトでなんか作りに行きたいわ。
そんなん家で作ればいいじゃん。って話なんだけど、あそこだと面白がってくれる人がいるし、今でもたまに言われるから。
来月の給料日になったらキットでも買って、基礎練習でもしてみようかな。マッピーを作れるようになりたいね。
病院のデイケアで、また羊毛フェルトでなんか作りに行きたいわ。
そんなん家で作ればいいじゃん。って話なんだけど、あそこだと面白がってくれる人がいるし、今でもたまに言われるから。
来月の給料日になったらキットでも買って、基礎練習でもしてみようかな。マッピーを作れるようになりたいね。

芥川龍之介の歯車。没後発表とのこと。
意味は全くわからないし、多分意味なんてものはないのだろう。
何故だか折に触れて読み返したくなる、わからないながらも触れてみたくなる話。
最初「歯車」というタイトルから、社会の歯車がうんたらかんたらみたいな話かと思ったら、全然違った。なんか精神疾患のある人の日記みたいな話で、物語らしい話は一切ない。
レインコートを着た女の幽霊の話を聞いたら、そこかしこにレインコートが!
姉の夫の自殺の知らせを受けて、そういえば彼には放火の嫌疑があったな・・・。あの時も!この時にも火事が!彼は死に際には季節外れのレインコートを着ていた!
とある本屋に入って目に入った本を読んだら、復讐の神の話があって、絶えず自分を付け狙っている復讐の神の気配を感じる!
あの単語!あの会話!これらに囚われ、僕を不安にさせる!
こう一々不安に感じていたら、大層苦しく生きづらいだろうなぁとは思うし、他方どこかわからなくもない気はする。
作中に出てくる「透明な歯車が見える」件については、閃輝暗点という疾患らしい。
終いには妻に「あなたが死ぬような気がして」と言われて、「それは僕の一生の中でも最も恐ろしい経験だった」と語る。この辺の狂気?については全くわからず、自分が言われても「え?どういうこと?」としか思わないだろう。これを一生の内で最も恐ろしいと語るその感覚とは、どんなものなのだろうか・・・。
後で読み返すと、「誰かに狙われている」「激しい頭痛を堪えて」「最後の時の訪れを予感して」とあるので、今にも死にそうな予感の中のこの一言だったから、絶望したのだろうか。
「僕はもうこの先を書き続ける気力を持っていない。こういう気持ちの中に生きているのは何とも言われない苦痛である。誰か僕の眠っている内に、そっと絞め殺してくれるものはないか」と締めくくる。
「そういう気持ち」ではないけど、この一文と同じことを思う。
今日は帰りに、同じ継続支援野郎Aチームの同僚二人と会社の愚痴を言い合っていた。
こういうのはいい。連帯感が生まれる。同じ職場で働きながら、会話はほとんど無かったので相手のことがわからなかったけど、なんのことはない。話せば似たようなことを考えているもの。
その内の一人は自分と同じ「働くことが体力的にきつい」ということで悩み、苦しんでいて「ああ!同じテーマを抱えている人が身近にいるじゃないか!」とホッとするような気持だったのが、今日いろいろ話し込む中でわかったのが、いよいよ耐えられなくなったので、今年中には辞めるとのこと。切ねぇわ・・・。
自分の身から見ても、その人は少しずつ業務の負担が増えていって、自分があれをやれと言われたら、やっぱりきつくて辞めるだろう。
仕事がきつくて自分の生活が疎かになって苦しいと、よく話していた。
自分はたまたま運が良かっただけだ。あの仕事、この仕事をやらされていたら・・・。あのおっさんと共同の作業になっていたら・・・。毎日怒鳴り声が聞こえてくる隣の部署に配属になっていたら・・・とっくに辞めていただろう。
それでもやっぱりきついし、疲れとストレスが掛かると思考が悲観的になってしまう。
今続けているのは、義務と責任と不安で持っているだけだ。
労働の負担を減らして、自分を甘やかす代わりに「継続させる」そういう戦略で就労継続支援A型を選んだのだが、残業と休日出勤もあるし、事情で休みを取りたいけど取ったら現場が大変バタつくので相談しづらいと、当てが外れてしまった・・・。最近疲れてばかりで正直きつい。
それはともかく昨日同僚の方と話をしていて、これが支援A型か・・・?という話と、働いていると一人暮らしがきつくなる話も出た。この家からの脱出を考えている身としては気が滅入る。
とにかく疲れが酷くて、家事が疎かになる。風呂に入らなくなる。なにより食事、炊事が犠牲になるとのこと。身に覚えが・・・。そういえばここ最近、その人痩せたんだよ。自分も前職の残業と休日出勤地獄だった時には体重が大きく減った。ダイエットに一番有効なのは、激務、長時間労働だろうか。
収入の面も心配だけど、そういう体力的なことも無視できない。もう一体どうすればいいのか。
それにしても、他の人と話していると自分の視点だけでは見えない部分が見えてくる。
技能実習生のベトナム人。毎日残業と休日出勤と、辛抱強く働いているが、その実やっぱり不満だらけで驚くほど給料が安いらしい。最近休みも増えてきた。
仕送りの為に出稼ぎに来ているのだとしたら、かなりきついのではないか?日本で住んでいるのだから、当然日本の収入と物価で生活しなければならない。その上仕送りって・・・。最近米の価格が上昇したので、お昼には食パンを持ってきていたり、家賃節約のために共同生活をしていたりと涙ぐましい。
低賃金でコキ使われて、彼らは国に帰って何を伝えるのだろうか・・・。
鶏が真っ直ぐこちらへ向かってきて・・・

足を突かれた。なんじゃこりゃ・・・。