一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

生きていくってしんどくない?

7月に入ってから連日衝撃的な暑さで、職場の工場内も当然の30℃超え。

正直立っているだけでもつらい。思い返すと去年の今頃は入社したてで、この暑さと久々の労働の厳しさにやられて、心が折れかけていた。

今正に二人の新人が同じ目にあっていて、50代くらいの人と20代前半くらいの人がいるんだけど、彼らは耐えられるのだろうか・・・。

 

 

休みの日はだるくて退屈でしかたがないから、喫茶店に出かけたのだけど、16時を過ぎても混んでいて断念。家にいるのは嫌だけど、といって外にも居場所が無い。

退屈はつらい。自分の無価値、無意味感が強烈に襲ってくる。帰り道、何をやっても楽しくない、続かない。仕事以外にすることがない。その仕事も頑張れなくはないけど、正直きつい。自分のペースで進めたいが、そんなことは許されないし、第一生活ができなくなってしまう。

一人暮らしの実現に向けて、その費用を作らなければならないのに、そんな鬱屈を晴らすかの如く、つい金を使ってしまう。これでは金と消費に機嫌を取ってもらっている様なものじゃないか・・・。

昔はもっと酷くて、稼いだ給料を2週間くらいでほとんど使ってしまうくらいであった。その内必要なものって、どれくらいあったのだろうか。

何かを買えば、金を使えば、この気持ちが晴れるのではないか!?何かが変わるのでは!?そんな心理があるように思う。でも結果なんかすぐにわかるから、また次の刺激が欲しくて繰り返してしまう。

今日みたいな休みの日は、パチ屋の前を通ると結構な車がある。気持ちはわからなくはない。酒やギャンブルを嗜むことがあったら、きっと依存症になっていたように思う。

 

自分には何も無いなぁ。無を生きているなぁ。後何年あるのかわからないけど、こんな自分で生きていく、こんな自分を引っ張っていくのはしんどいなぁ・・・。歩きながらそんなことを考えていた。上手に生きる。他人と上手く関係を築く。酔わずに、死なずに生きる。難しくない?

 

 

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