先日は会社で送別会があった。とあるベトナム人の従業員が任期満了で帰国するので・・・という話だ。これを断った。会社側は8年間お世話になりました!って言っているけど、途中から入った自分にとってはそもそもその人とはほぼ面識はなかったし、大勢で集まって食事なんていうのは、最も苦手なことの一つだったから。恐らく明確に行かない意思表示をしたのは自分だけなんだと思う。
この一件で特に何か言われたりはしなかったけど、家族間とかだとこうはいかない。
皆が好きだったり、平気だったり、やりたいことが「自分にとってはそうではない」ただそれだけのこと。苦痛だったり苦手だったりするから、断りたい。それだけのことなのに、非常識とか人でなしとか、時に絶縁の響きまで持ってしまうのは大変生きづらい。
人と関わるのが嫌だったり、苦手だったりするのも、紐解いていくと結局「何事にも自信が持てない卑小な自分を見てしまう」からだったりする。
最初は何とか付き合ってきても、関係が深くなったり、回数が増えてくるとしんどくなってしまう。ここで回避的になってくると、相手を傷つけたり、不快にさせたり、裏切ったような気分になってしまう。
それならいっそ、人間関係なんてない方が良い。っていう白黒思考に陥ってしまうのだけど、皆の輪の中に入って楽しく、波風立てずにやることも、そんなもの知ったことか!と孤独の道を歩むこともできない。どっちにも行けなくて苦しいよ。
集団と合わせようとしない奴が異端扱いされたり、排斥されることもわからなくはない。仕方がないことのようにも思う。合わせる気がないんだもん。
だから明確に嫌われるといいのかもしれない。罰せられることで帳尻が合わさるような気がする。
知らないだけで、すでに嫌われているのかもしれないが。