早朝に散歩に出かけることが多くなった。
早朝ならそんなに人もいなくて、孤独感と思索に暮れることができるだろうと目論んでのことだったんだけど、近所に林道とかがあったりする関係か、思いのほか老人が多い・・・。
おまけに挨拶してきて、返事を返さないと感じが悪いから一応返すんだけど、思索の時間なんだから勘弁してと。
まあ、それはともかく。
空に浮かぶ巨大な積乱雲やセミの鳴き声を聞くたび「夏だなぁ」と感じる。
子供の頃、工場の煙突から煙が出ていて、それが空高く昇っていくのを見て、「ああ、きっとあれが雲になるんだな」と思って家族に力説していたのを思い出した。
だけど実態は全然違った。
今にして思えば、子供っておかしな事でも本気で信じたりするんだなぁ。