一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

チキショウ!何でできないんだ!

困難な事に挑戦する。

頑張る姿、立ち向かう姿が美徳として扱われ、なんか「こうあるべきだ!」という空気を何となく感じて久しいですが、しかし同時に何ゆえこんなにも苦しいのか考えてみました。

 

根気が必要だから?時間が掛かるから?

う~ん、一番は「打ち砕かれる」だと個人的には思います。

興味であったり、憧れであったり、まずは参入するじゃないですか。

で、あんな風にはなれないのは当然わかる。そもそもいきなりできるわけないじゃないか。でも取っ掛かりくらいはできるだろうと目論むも、思いの他頂は厳しかった・・・!

「入門からしてこのレベルか・・・」「簡単そうに見えるんだけど・・・」「なんでできないんだ!」みたいな感情がふつふつと湧いてきます。

独学なんかだと更に原因探しの修行もついてきます。

この状況で何より辛いのが、それを通して「できない自分をまざまざと見せつけられる」コレに尽きると思います。

 

鍛錬が足りないんだ!継続は力なり!と言い聞かせるも、モチベーションは上がらず、同業者を憧憬の眼差しで見つめつつ「もう、無理かもしれない」と次第に取り組む事そのことが嫌になってきます。

 

この一線を越えられた人が、さらなる高見へと昇っていけるのでしょう。

どんな感じなんだろうか・・・。

 

挫折経験もまた、味わい深いものだと個人的に思いますので、挑戦し続け、ついに達成できなかった話なんかがもっと出てきてもいいと思うんですけどね。

まあ、金にはならないだろうし、希望も無く、残酷な現実を共有することになるので、見る側、聞く側にとっては面白くないのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

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