巷にニート支援系団体がちらほらありますが、体験的に言うと「とりあえず通えばなんとかしてくれる」という浅はかな考えは即刻捨てるべきなんじゃないかということです。
「ニート、引きこもりを支援してくれる」と言うと、大した経歴も資格も無く、人とロクにコミュニケーションも取れない人でも親身、且自分にあった方法で社会復帰を促してくれるのではないかと考えがちですが、結局のところ「企業に自分を売り込む」という部分になんら変わりはありませんので、積極的な人でないと結果は出ないかと感じました。
自分も工業系高校出身でいろいろやらされましたが、高校、大学の就職に向けてのトレーニング並み・・・とまではいかないまでも、思いのほか「ガチ勢向け」だということです。
支援施設の中にあってさえ、「何かやることはありませんか!?」とか「人と関わるのはちょっと・・・」とか「合わなかった」ではなく「何回でも通い、居座り続け馴染ませる」くらいの意気込みがないと得るものは無いという気がしてきます。
それ自体がトレーニングと言い換えることもできますが、仕事を抜きに語れば、会社に入っていくのと差ほど変わらないような・・・。
そんな気力があるのならば、バイトの一つでも見つけていますよって。
事実自分も勝手に見つけて就職しましたが、結果残業、休日出勤地獄のエラいことになってしまいました。
皆さん、仕事は選びましょう!
で、結構背を向けて立ち去って行った人も多いのでは・・・。
この前の「元ニート、引きこもりが支援の結果、周5で働いています」とかいう話なんかより、支援とはどうあるべきかを語ってくれた方が、為になる気がするんですけどねぇ。
我々の様な人種はそうとう手ごわいですから、どうせすぐ辞めちゃうでしょ。
自分も発達障害の発覚→適性検査→発達障害向けの社会復帰のプログラムに参加、という所まで、予定を立てましたが、その先はどうなるかは全くの不透明です。
自分の浅はかな考えでは、支援がどうあるべきかはわかりませんが、支援より受け入れ先の確保の方が極めて重要なんだと痛感する次第です。
ところで企業の仕事体験と称し、一日8時間×一週間程タダ働きする機会があったら皆さんやりますか?