「自分が何に困っていて、何が欲しいのか。自分がどんな状況にいて、どう変えたいのか。それを見極める為には、置かれた状況を冷静に見て具体的に考えていく根気が必要。~プチな修行では、プチな結果しか得られないように、インスタントな解決を求めれば、それなりの成果しかでないのは当然。」
就職支援施設でセミナーだの訓練だのやっていくのはそれに該当するだろうか?
自分の悩みの本質、根源とは何なのか?どこをどういう具合に解決していくのか、それを考えることなく「あれやってください」「これやってください」と言われるがままになって、適当に職を決めて、また結局悩み続けていく未来しか見えないようで非常に抵抗感があるんだけど、実態はどうなんだろうか?
少なくとも今まで覗いてきた施設はそれに片足を突っ込んでいるように見受けられたが・・・。
意外と自分の事って自分でもよくわからないと思う。
何が?どういう風に?と聞かれてもどう答えていいのかわからない。
単純に表面的な世間的な話であれば「職に就いていない」ことが問題なんだけど、じゃあどこかその辺の職に就ければいいのかと言われるとそうではないんだ。
それで解決するような問題であれば、高校卒業から今までずっと続けてきただろうし、悩んでもいないでしょう。
問題の本質がわからないからただただ不安だけが埃のように降り積もっていって出口が見えなくなっていく。
本にある通り、誰かにじっくり話を聞いてもらえれば、自分で整理して本質に気が付くことができるんだろうか。聞いてくれる人なんてどこにいるんだよ。体験的には人の話を聞き続け、それを整理して考えることは非常に難しいことだと感じる。
動き出せる時が来るのだとしたらそれは「道」を見つけた時なんだと思う。
まずはそこまでを・・・どうしたものか。