新卒の時から週5の8時間+αで働くことに困難を感じ、それで何度も挫折してきた。
今回はもうそれは諦めて、負担を少なくしてとにかく継続することを優先しようと考え、今の就労継続支援A型の仕事を選んだのだけど、やっぱり不安と焦りの中での選択で、フルタイムを選んでしまって、当初は週4の6時間だったのが、あれよあれよと結局週5の8時間になってしまった。職場が少々遠い場所にあって、朝の5時起にも未だ順応できない。
やっぱりきついし、毎週金曜日のデイケアに参加できなくなったのも、人間関係や環境が家と職場の非常に閉塞した感じがあって、つらい。まあ、参加できたとしても今は疲れで負担に感じることが多いと思う。
とにかく今の仕事を続ける気があるのなら、仕事に支障を出さないようにしなければと、仕事優先で動いてきたせいか、時間が取れなかったり、物事に対する興味関心を失いつつある。きっと疲れと不安のせいなんだと思う。そうでしょ・・・。
社長や事務の人から「やつれてないか?」と心配されるし、実際体重は落ちている。妙に疲れやすいのはこのためか?
能動的に何かをするのは、どうもダメになってしまって、音楽を聴くくらいしか楽しめることがない。そこで最近はレコードばかり買っている。
10年以上前に買ったプレーヤーでその時から一度も針を交換していなかったのを、ようやく交換。パンツのゴム紐で代用していたベルトも新調。思えばこのアルバムは間違えて買ったCDが知るきっかけだった。
単に音楽を聴くだけなら、定額サービスなり、配信なり、YouTubeなり、CDをパソコンに取り込むなりした方が手軽で便利だろう。
しかし、アナログを侮ってはいけない!なかなかどうして、入門機のプレーヤーで再生しても豊かな低音が鳴り響く。
盤を掃除し、針も掃除し、出してしまって裏返してと、手間がかかる。手間がかかるからこそ、音楽に向き合う姿勢も変わってくるように思う。
便利で手軽だと、単に消化で終わってしまう。
ここ最近で一番の収穫は、フィッシュマンズを知ったことだった。
典型的な後追いで、宇宙日本世田谷のIN THE FLIGHTという曲の歌詞がきっかけだった。その後所謂世田谷3部作に進み、初期の作品も聴いてみようと、こちらはアナログ盤で買ってみた。
初期の作品を好きになれるか心配であったけど、そんなのは杞憂であった。こうして作風の変化を追っていると、末期は何があったんだ!という程の変化であったことがわかる。
「LONG SEASON」こういった曲を作れるバンドが日本にいたなんて、ちょっと衝撃的なことだったのでは。
空中キャンプ以降、なんだかアートの世界に入ったようで、大衆からは遠ざかったような印象を受ける。宇宙日本世田谷は完全に内的な世界観なんだろうか。
ともかく、今のレコードプレーヤーは狭い部屋の事情と相性が悪いので、これを買い取りに出して、サウンドバーガーを買えたら良いなというのが、小さな目標。