一人舞台

生きづらさに悩む、元ひきこもりのブログ、日記

生き辛さに悩む元(暫定)ひきこもりの「日記」

就労継続支援A型で思うこと

今現在、就労継続支援A型の利用者として、とある小さな町工場で週4日、6時間というかたちで働いている。

そもそも何故A型を選んだのかというと、発達障害グレーゾーンという事情があり、これまでの就労経験上「仕事のできないアホの人」になってしまったことと、年齢の割には疲れやすく長時間労働が苦しくて、長続きできなかったため。

A型なら、その辺りの配慮を会社側と一緒に組み立てつつ、安心して働ける環境作りができるのでは?そうであれば今度こそ仕事を継続できるかもしれないと考えてのこと。

 

今回採用されたところはどうなのかというと、一応見学と面接時に事情を説明していたのだけど、配慮に関しては怪しい・・・。

週4日、6時間という働き方に関して社長は当初、「そんなにすぐに結論出さなくとも、1年2年くらいは様子を見てゆっくり決めたらいい」と言っていたのだけど、いざ働きだすと「若いんだしもっと働けるでしょ?金を稼がないかんでしょ?9月から忙しくなるから週5で出てもらえんかね?」と。おい!話が違う!

現状続けられているのは、この週4日、6時間という働き方が自分を支えてくれているからだ。毎週金曜日には貴重な社会参加の場であるデイケアに参加できる。ともかく、このぐらいに収まってくれれば継続可能なのだが・・・。ただ、元々フルタイム募集のところを無理を言って、この労働時間にしてもらっているので仕方ないことではある。

 

2週間程先に入社した同期のSさんが最近休みがちになってきた。

このSさん年齢45歳で、自分を含む新人3人衆の中では一番要領が良いと感じる人だ。しかし、それがいけなかったのかもしれない・・・。明らかに自分ら二人よりも任される仕事が多く、あっちの作業、こっちの作業、そっちの作業と1日の内で目まぐるしく変わる。入ってすぐの人に覚えてもらうには負担が多すぎるのでは?と以前から心配していた矢先のこと。これが未来の自分の姿のようで戦慄している。

 

もう一つ思う所があって、工場の中で一番きついであろう場所に配属されているMさん。今日応援で入ったのだけど、暑さと忙しさで倒れそうになるくらいきつかった。有能で自分の作業が忙しい中、時には他の従業員の面倒も見れ、人柄も温厚な超人!障がい者チームのまとめ役的な存在な人。

そんな彼でさえ、給料は時給と最低賃金で昇給やボーナスも勿論無し!

職場の中には知的障害が重くてほとんど成果の出せない人もいるのだけど、同列な扱いなのである。気の毒過ぎる・・・。Mさんは倍ぐらい貰っても罰は当たらんよ。それぐらい大変な場所であるし、倒れずに毎日こなせるからだ。

どんなに頑張っても最低賃金。能力も人それぞれ。いろいろと考えさせられる。

 

それにしても何だろう合理的配慮が受けられて、苦しくない働き方ができるからこその福祉サービスなわけじゃない。そこに賭けてる。だから低賃金でも妥協しようと。会社にも幾らか国から?お金が入るわけでしょ。

しかし、これでは低賃金で一般並みの仕事をさせられているわけであり、自分のメリットってなんだ!?と疑問に感じる日々である。

 

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