とある仕事中、客からワイヤーを2m分欲しいと言われて、何故か120cm測って渡して「え・・・?2m・・・じゃないよね?これ・・・」みたいな感じで困惑させてしまって、先輩からも「1m=60cmじゃないぞ」と注意を受けたことを思い出したくないのだが、脳が勝手に再生した。
なんで1m=60cmなんていう等号が成立したんだ。バカだと思われてしまったじゃないか・・・。多分、こういう事は多くの人にとっては些細なことで思い出すことも無いのだろうけど、自分には学生時代からこうした失敗、恥、嫌な体験ばかりが体に染みついており、今なお思い出しては物凄く嫌な気分になる。襲い掛かってくる。
もう過去は変えようがないし、済んだことである。それどころか相手はもうそんな事は忘れてしまっているかもしれない。何故脳は自分の意志とは関係なく、そのようなものを勝手に再生するのだろうか。
仕事についての不安って今まで内外で言ってきたけど、具体的な話は上手く言語化出来ずにいた。
長時間労働、人間関係も大いにあるけど、上記の事をまた繰り返して、負の遺産を脳の中に蓄積させていくことが恐ろしいのではないだろうか。
失敗や嫌な経験を根性や機知で乗り越えられた人はいい。そういう人は思い出しても笑い話にできるだろうから。
しかし、そうできなかったとしたら、死ぬか記憶が消えるまで苛まれ続けてしまう。
さて、そんなことを就労支援で問題にするのは正しいことなのか否か・・・。
人生相談など、される方が困るのではないだろうか。