一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

子供は外で遊びなさい!

あれは今聞いてもつらい。もう大人なのに。

こんな自分でも小中学生の時には少なからず、遊ぶ相手がいた。

家でゲームの対戦が多かったのだけど、年齢故か「そろそろゲームも飽きたから外で遊ぼう」とか「相手の親に諭されて」外で遊ぶことになることが少なくなかった。あれのなんと嫌なことだったろうか。

気の知れた一対一なら、まあなんとか断れるのだけど、自分の知らない友達の友達なんかもいたり、ましてや先方の親の命令とあっては断るのは絶望的だ。

「外で遊ぶ」の意味することは自分の場合大抵「球技」だった。

サッカーとかバスケとかキャッチボールとかそんな感じのやつで、いずれにせよチームにわかれてやるようなやつだ。

自分は運動音痴だったし、興味は1ミリも無いし、そもそもルールもわからない。

しかし嫌だと断って、一人家に取り残されるその姿はあまりに悲しすぎる。

実はあんまり嫌だったので、1回やったことがあるのだが、相手の親に心配されてしまった・・・。

で、しぶしぶ参加するのだけど、当然チームの足を引っ張るというか、流れを壊してしまう。

遊びでこれなのだから、体育の授業なんかはどうなるのか、それはもう恐ろしいことになるのである・・・!

こう言うと世の人、特に親は言うだろう。「ルールくらい勉強して皆についていけよ!」と。

お言葉ですが、こういう人に言いたい。レイディアントシルバーガンのルールを覚える気になりますか!?努力しますか!?と。

一つも興味が無く、更に苦手意識のあるものに手間暇を掛けようなんておかしなことをするやつなんていないでしょう。

テレビゲームの対戦であれば対等・・・は言い過ぎですが、外よりずっと遊ぶことができた。外で遊ばなくても十分満足できる人間だったのに。

 

子供の時に体験した嫌な事は、大人になっても尾を引くと、蝕み続けると自分は確信している!

 

余談ですが、自分の住んでいる周辺、かつて虫取りとかに出かけていた、空き地や雑木林や畑等は軒並み駐車場や住宅街に姿を変えており、公園も遊具の老朽化や事故があったからと撤去され、遊ぶ場所は無くなりつつあります。球技禁止の看板もよく目にする。

金を使わないと何にもできやしないと。

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