本日早朝から行ってまいりました。結論から言うと、試験の途中で心が折れて途中辞退しました・・・。
試験内容は中学程度の漢字、計算、デッサン、面接、附帯調査なる自己PR用紙(聞いてない!)
大丈夫だと思った漢字は、ひっかけ問題や諺の意味を問うものが中心でよくわからず、致命的だった計算はサポステの担当者曰く「中学程度と言ったって、筆算ができれば大丈夫だわ」とのことだったけど、それはなく確率だとか、時間、速度、文章問題が中心でほとんど白紙。
想定外の附帯調査は、「自分を表現する言葉を一つ一覧から選び、過去の出来事を交えて述べよ」とか「自分のこだわりに影響を与えた経験や人物を述べよ」とか「弱みと強みを述べよ」とか「過去にあった困難にどう立ち向かったか述べよ」とか「将来陶磁器業界を担うにあたっての、考えを述べよ」を書けというもの。
無いです。
無いです!!
嘘でもなんでも書けばよかったのだろうけど、嘘を書くにも知識がいる。
失敗と挫折と自己嫌悪だけの人生に、書けることなど無かった・・・!
そもそも受けた動機が親の顔色だとか、立場の苦しさだとか、対等な人間関係を築きたいだとか、陶磁器・・・というか就職と全く関係のない動機なんですよ。
こんな理由で1年の訓練とその後の就職を背負っていくのは無理だ!と心が折れて、面接を前に「誠に申し訳ありませんが、辞退させてください!」と頭を下げて帰ってきた。最後に玄関で足をつって悶絶・・・。親にこんなことを説明できるわけがない。
人生嫌なことは尽きないです。でも多くの人には嫌だなぁ、だけども・・・の「だけどもの先がある」わけですよ。自分にはそれがないからいとも簡単に折れる。相手の顔色を窺ってその場を取り繕って、どんどん自分の本心とは違う方に話が行き始めて、終いには限界が来て断って呆れらるいつものパターンだ。
本心が言えない、自分を守ろうとする弱さが招いた結果だろうか。
ともかく、辞退の意思表示ができたことは良かった。これは紛れもなく「自分の意志」だから。ただ自分の意志が発動するのはいつだってマイナス方面なわけですが。
自分なりの動機なくして、乗り越えられない壁なんだと思う。どうやって見つけたらいいのか、誰が手を貸してくれるのか。
精神保健福祉センターでの相談で言われた、「嫌だ嫌だと言いつつ、非常に行動力があるから就職とは全く別の方面へのアプローチもありかもしれない」という話が気になる。そこを探索してみたいものである。
9日にはサポステの面談があるけど、もう自分を守ることはやめて、ぶつかり合う・・・わけでもないけど、洗いざらい本音を話してみようかと思う。
怒られたり、説教があるかもしれないけど、それも引き受ける。そこから学ぶこともあるだろう。だからせめて聞いてほしいと。その対応で、サポステを継続するのか辞めるのかを考えたい。
それにしても何の取柄もない。
数学はまるでダメで、漢字も怪しく、自己PRには何も書けることがなく、恐らく面接も絶望的だったのではないか。唯一デッサンだけは頑張ったけど、それだっていくらでも上手い人はいるだろう。
なんか到底自分は受け入れてもらえる素質の無い人間なような、あらゆることが劣っているような気がして他人が怖くなる。