一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

就職先の斡旋はありません

10月から通うことを予定している就労支援デイケアの説明を見ていたら、こう書いてあった。

これ自体は恐らくどこの就労支援でも同様だと思うけど、もう30、40過ぎて、尚世間の荒波に出ていく覚悟や切っ掛けが持てずに絶望しているひきこもりが一番切望しているのが何を隠そうこれではなかろうか・・・。その希望を開口一番ぶった切るという・・・。

ひきこもりに必要なのは就労支援ではなく人道支援ですよ。

 

意図しない伝わり方をしてしまうと困るから加筆すると、「どこか希望する就職先に支援施設のコネを使って入れさせてもらうこと」ではないです。ただひきこもり関係の本ではそれも一つの手とは紹介されてはいますが。

自分が言いたいのは、当事者の心情や能力や環境をしっかり見据えたうえで、「ここなら上手くやっていけるかもしれない」とあたりを付けてほしいということ。

それには周辺の企業のことに熟知していないといけないから、膨大な時間と手間がかかるだろうけど、「支援」を名乗るわけですから期待したいところであるし、それは経験上絶望的だということ。人生いつ、何回転げ落ちるかわからない。セーフティーネットは必要不可欠でしょう。

就労移行支援なんてのもありますが、条件付きで基本2年の間だけですし、それは支援としてどうなんかなぁ・・・と。

もう就労支援と名乗るのはやめて、就労準備支援に改名すべきですよ。

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