世のひきこもり同士が親に罵倒され続けるのは想像に難しくない。
何を言っても聞き入れられず、否定され、何時でも正しい親と、現状認識が出来ない愚かな自分「人間関係がそんな親としかなかった」ら?
自尊心はすっかりボロボロになり、自分をダメ人間という意識で固めてしまうだろう。結果塞ぎ込んでひきこもり続けるしかない。支援を頼っては、相談しては「そりゃあ、働かないとダメだよね!」と。何一つ肯定できることが、肯定されることがないのだから。
そこで友達がいたらどうだろうか?孤独な時、寂しい時になんとなく話に付き合ってくれたり、散歩とか、食事とか、買物とか、ゲームとか、そういったものに付き合ってくれて、自分を一人の人間として対等に扱ってくれる人。自分に合ってくれる人。自分の為に時間を使ってくれる人。
そういう人がたった一人でもいれば、例え罵倒されても厄介者扱いされても自尊心は保てるのではないだろうか。自分の定義を無能な脱落者にせずに済むのではないだろうか。「皆死ねばいい」「ほんとそうだよな!」なんて言い合える人がいれば、最悪の事態は引き起こさないのではないだろうか。
と、考えて、いないからひきこもっているんじゃないのか・・・?いたらどこかで復帰できるのでは?と我に返る。