いつも残業から帰る時に空高く、やや黄色味を帯びた光を放つあいつ。
一際目立つので、前から気になっていた。
あれだけ目立つんだ・・・ありゃ何かあるなと。
そこで、望遠鏡を買ってみたのである。
大抵、素人が星を見たいとなると月とかその辺になるんだろうけど、自分の場合は黄色いあいつ。
何の星かは勿論わからない。
やってみてわかったのは、思っていたより調節がかなり難しい。
よくわからないまま、「赤道儀式」というのを買ったんだけど、慣れると大変便利、使いこなすまでが大変という代物だったのだ。
しかも、最初にファインダーの調節しなければいけなかったんだけど、面倒だからと後回しにしてしまったので、目標に合わせるのも勘を頼りにしなければならなかったのも原因の一つ。
面倒くさがりはダメだね。
で、「あ~見えた!けど、黄色い点にしか見えない・・・」とレンズの交換など試行錯誤繰り返す内についに正体を突き止めた!
「ん~・・・お!なんか二本の縞模様が・・・て!木星じゃん!!」
最近、少し天体に興味をもって、ウィキペディアでいろいろ調べていたのですぐにわかった。
いや~感動でしたよ!
すぐに視界から離れる辺り、星は動いているんだと、改めて実感できた。
後は謎の渦巻きみたいなのがあったりもしたんだよ。
単なる光の点くらいにしか考えていなかったけれど、実は凄い世界があったんだよ!