手前に向かってくる絵、奥に引っ込む絵を描くのは本当に難しい。
本にも初心者が遠近法を理解するのはとても難しいと書いてある。
真正面の絵が描ける。真横の絵が描ける。斜めの絵は・・・。
となり散っていく初心者が多いんじゃないだろうか。
自分もその通り。恥ずかしいけど悩める初心者?の為に一つ。
ドアラ先生をモデルに「手前に向かってくる絵」を適当に描いたけど、もうよくわからない絵になってしまった。
おかしい!見たまま書いている筈なのに何故だ!というか、どう線を引っ張っていけばいいのか全くわからない。
いつ、何故買ったのかわからない「ドアラ先生」
デッサン用として使用することは想定してないからか、可動範囲が狭く、イマイチ使いにくい。
そこで本に書いてあったデッサンスケールの使い方を思い出し、そこに写った被写体の輪郭を直接描き込んでいく。
ドラパス B-SCALE Bスケール デッサン用 B列用紙判 54012
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するとわかった。見えているものと、描こうとしているものの形が全然違う。
本の言葉を借りるならば、立方体を描く時、四角くないものを描かなければ立方体には見えないと。
慣れないので歪ではあるが、なんかそれっぽいのが描けた気がする。
何故見えているのに描けないのか。見えているものと、描こうとする時では全く形が違うからだった。
「理論的にはこうなっているはずだ!」をそのまま描くと、おかしな絵になる。
この矛盾に気が付かないと、何度練習しても描けないとなり、やがてはペンを投げてしまうだろう。というか理解しても難しいです。
「遠近法を会得せぬ限り!お前が絵を描くことなど出来ぬわ!」
つれぇわ・・・。
どういう絵を描こうか迷う。そのレベルに達している奴はいいよな(´・ω・`)
俺なんか「どう描けばいいのかわからない」だよ。
学生時代にもっと真剣に授業を聞いておくべきだったか
絵を上達するコツって、下手でもいいから「描けた!わかった!」という手ごたえを感じることだと思う。
それをどう続けていくか・・・。