若者の外出離れという記事を見かけた時、コメントには「お金が無いから」というのが圧倒的多数だった。
う~む、本当にそれだけだろうか・・・。体験的には「時間」と「体力」も大きな影響があるような気がするが。
毎日8時間働き続けるだけでも疲れるのに、そこから2時間3時間残業させられるのは最早当たり前で、更に休日まで出てこいときたものだ。
家に帰るのも8時や9時になって、外出どころかその日の夕食を作る事さえ億劫な人も多いのではないだろうか。
家に着いたらとにかく休みたい、もう動きたくない。そんな感じでした。
休みは休みで次の長時間労働に備え、休みたいところだし、そんなもんだから外に出るという「発想」すら浮かばなかった。ずっとこんな調子で人生を終えていくんだろうか・・・という絶望感に晒される。改善される見込みも、状況を変えていく気転もないしねぇ。
今にして考えても、あれを続けていくなんて自分には無理だった。
せめて金か時間か体力か、どれかにしてくれればいいものを、金も時間も体力も搾取されるという悪循環。あらゆる気力が無くなっていくよ。
外出離れなんて言っていられる内はいいけど、例の一件の事もあるし、そのうち生き離れにならないか心配である・・・。