一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

体験就労初日

皆様、お疲れ様です。無事に体験実習の初日を終えてきました。

久々の労働なのでクタクタであります。

障がい者の作業所の仕事でして、主な内容としては利用者への声掛けや作業の手伝いといったところです。

来たタイミングが悪かったのか、納期がギリギリに迫った状態で一日中慌ただしく、ロクな説明も無いままそく実践投入・・・。

それで仕事なんぞ出来るはずも無く、指示待ち状態が続いてしまった。

皆が慌ただしく動く中、「うわぁ・・・何をすればいいのか?聞こうにも、めっちゃ忙しそうだし、職員も現れては消えてしまう」という何とも気まずい環境でした。

 

職員の利用者への接し方を観察していると「はい!さっさとやって!」「サボらない!」「こっちはいいから自分の持ち場へ戻って!」と風当たりが強いように感じたが、信頼関係があってのことだろうか?

実際忙しい中、しょっちゅう動き回ったり、手が止まったりしていたので、そういう言い方になる気持ちもわからなくはないし、寧ろそのくらいでないと動いてくれないのかもしれない。

 

見学の時に感じた、利用者とのコミュニケーションは特に問題は無いように感じた。

そう必要以上に身構えることはないのかもしれない。どういうわけか、同じ人から声を掛けられることが多かった。

ただ、何を伝えたいのか良くわからないので、その辺を理解できて、話し相手になってあげられたらなぁと、そんな事を考えていた。

彼らは一体何を考えているのだろうか?

 

彼らの作業を見ていると、健常者が数秒で出来てしまう作業を何十秒も掛けてやっている。それでいてしょっちゅう手が止まる。

(もちろん一人で問題なく作業出来ている方もいる)

「生産性」で人を判断するのは良くないとは思うけど、あれ程叱咤されてそれでもたまにしか動けない人を見ていると、いろいろと考えさせられてしまうのも確かである・・・。社会参加することに意義がある・・・かぁ。

 

それはともかく、一日何時間も働いて、それを毎日続けていける人は超人なんじゃないかと本気で思った今日この頃・・・。

家に帰って一息ついたらまたすぐに仕事に行かなければならないこの感覚は、何度経験しても憂鬱である。

実際僕はいつだって働くことが辛かったし、大体持って一年である。

仕事を続けていくヒントは労働時間にあるのではないかと思う。

世間体とか金銭面とか課題は多いけどね。

 

とにかくドッと疲れが出た。出た割には電車に乗ると、下校途中の学生らで鬱陶しいからと途中下車して1時間程歩いて帰ってきた。そういう体力はあるのだ!

体験の筈が、納期に間に合わないからと作業の手伝いをしまして、実習時間も7時間ですよ。いくら体験とは言え、これで1円も貰えないというのは、どうでしょう・・・。まあ、それなりには貢献していたとは思うのですが・・・。

 

ああいった集団から解放されて、ようやく「自分に戻れる」何だか一時違う世界へ飛んでいたような、そんな気持ちでした。

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