一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

成功していないからこそ、応援したくなる

某YouTuberが不適切動画で謝罪とネットの記事にあった。

そのコメントの中の幾つかに、売れてくるとファンとの絡みが増えておかしな方向に進んだり、事務所に入った途端、嫌々やらされている感がある・・・とか、露骨に金が見え隠れるするようになって見るのをやめたというコメントがあった。

思えばだいぶ前になるけど、自分にもそういうことがあった。

当時ニコニコ動画で、狭い部屋の一室で売れない芸人みたいな非常にしょうもない芸を体を張ってやっている方がいたんですよ。あの当時は一人でやっていたのだろうか。

「なんだこりゃ・・・」と思いつつもなんかクセになって、例えしょうもない事でも、本人は将来の成功を夢見て一生懸命頑張っているわけですよ。

いつしか定期的に更新をチェックして応援する気になっていました。

 

それから何年かして、本当に成功?したのだった。仲間が増え、本やDVDを出したり、海外進出(と言っていいのかどうか・・・)して外国の方と結婚したり、話題に上がることも多くなった。

あの頃からすると、こうも変わるのか・・・と思ったものです。

だいたいその頃からだろうか、あくまで個人の感覚なんですけど、なんか初期のアングラ臭というか粗削りだけど一生懸命みたいな感じが無くなって、やたら金の匂いがついてまわるようになった気がするのだ・・・。

海外を意識してやたら英語を使いだしたり、二番煎じな企画が目立つようになったり、ファンやメンバー、他のYouTuberとのいざこざがあったりして、もう自分が応援していた、「あの粗削りで破天荒だけど、一生懸命な感じ」は無くなってしまったのか・・・と妙に寂しくなったのを覚えています。まあ、一生懸命さは変わらないと思うのですが、なんというか方向性?質?が変わってしまった。

金とある種の媚が感じられるようになってきたのだ・・・。

もっとも、ずっと同じことを続けているわけにもいかないでしょうが。

 

するとこんなに成功してるのだから、もう自分の応援など必要ないではないか。

個人的に思うのは成功していないからこそ、自分は応援することに意味があるのだ。

成功したらいろいろ手に入れて、厖大な人が応援してくれるわけであって、自分の応援なんか無いようなものじゃないかと・・・。

そう考えだした途端、いっきに気持ちが覚めてしまって、彼らが以来どうなったのかはわからない。

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