知る人ぞ知る、2001年のチャンピオン、リチャード・バーンズ氏監修の究極ラリーの世界。
買ったのは2年程前で、あまりの難易度にチュートリアルで挫折し放置していたのをコリン・マクレー ラリーがひと段落したので再び触ってみる。
画面をカメラで撮影という前時代的な方法しかないので、ごく簡単に紹介してみよう。
シミュレーションモードとアーケードモードの二つがあり、メインのシミュレーションモードはまず、チュートリアルを全てクリア出来なければシーズンには参加できない!
この最終試験がどうやってもクリアできない。規定タイムより20秒も遅れてゴールというありさま。
挙動がどれくらいリアルなのかは知る由もないですし、最初に「マシンは300馬力の四輪駆動だ。扱いは慎重に」的な事をバーンズ先生から言われるのですが、それは一体どいう世界なんだろうか・・・。
とにかくカーブ一つ曲がるのが、ブレーキ一つ掛けるのが大仕事になる。ほんの少し、ほんの少し!操作やタイミングを間違えただけで即スピン!当たり所が悪いとそのまま故障、リタイヤ。大抵正面からぶつかると即死します。なんと過酷な・・・!
ウォータースプラッシュも怖すぎる。速度や角度が悪いと即スピン!水たまりだと侮ってはいけない!
結果ビビりながらの運転になって、規定タイムどころではない!
視点は3種類。
WRC3,4にあったカメラ調整や、コックピット視点にパネルや腕やハンドルが無いのが惜しい。
セッティングの一部ですが、もうマニア以外お断りな世界になってます。
説明書にもえらく事細かに解説があるくらいです。尤も基本的には最適な設定に自動調節してくれるので、遊ぶ分には問題ないでしょう。
レッキで路面や天候を予測し、最適なタイヤを選ぶのだ!
グラフィックは微妙・・・。WRCシリーズより一段劣る感じ。しかし、ドルビープロロジックⅡに対応しているので、立体感のあるサウンドが楽しめます。
走り終える頃にはボロボロに・・・。コ・ドライバーの話をよく聞いていないと道を間違えたり、穴に落ちたりします。
本作はゲームと言うよりはシミュレーターで、そのことばかり語られますが、前述の通り簡単なアーケードモードがありますので、イージーなら初心者でも安心して遊べます。
ダメージは見た目だけで、観客を轢いてもタイムロスで済みます。シミュレーションモードだと即リタイヤ・・・。
本作はチュートリアルをクリアできる気がしないので、アーケードモードで緩く楽しむことになりそうです。
Dirtシリーズなんかをアシストを全て切ってプレイしていますが、あれでも相当手加減していたのか・・・。