先日書いたことの続きのような感じになるんだけど、後々考えると気づいたことがあったので、その話でも。
自分が知る限り、若者サポートステーションに通っている人で「他人と関わるのが好きだ」とか「コミュニケーションが得意です」という人はいない。実際セミナーの中でとか、スタッフとのやり取りを窺っても否定する人しか見たことがない。
決めつけは良くないんだけど、女性はコミュニケーションが得意とはよく聞く話で、あそこに通った時は女性だけでコミュニティが出来上がり、我々しがない野郎共は孤立する運命にあるのだろうと思っていたけど、そんなことはなかった。知る限り関係ができている様子はない。あれだけ人がいるのにね。
皆コミュニケーションが苦手だと言うし、なんらかの切っ掛けがあってのことなんだろうけど、観察しているとやっぱり女性はコミュニケーションに長ける素質があるのでは?と思うことがある。
それが前回書いた「自己開示」の話。男性利用者はどうもそこが弱い。
それ程抵抗が無いのか、はたまた誰かに聴いてもらいたいのか、寛容に感じる。あるいは切っ掛け作り?
「人と関わることが、会話が億劫、めんどう」と言った人でさえ、それを語るのだから。話してくれるなんて良い事じゃない。
やっぱり人は話を聴いてほしいものなんだなぁ、聴いてくれる人が必要なんだなぁと思った出来事だったし、無い無い尽くしの自分が、自分で価値を作れるとしたらここにヒントがあるのかもしれない。
幸いなことにコミュニケーションに関しては関心も多い。
皆自己開示してくれているのだから、そこを聴(訊)いていけば自然と会話も進むのに。話しかける緊張や周りの環境的要因もわかりますけどね・・・。