一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

よし!仕事を辞めよう!

とか考えだすと、あんなに辛いはずだったのに何だかためらいのようなものを感じる。

この期に及んでまだ他人の視点でものを考えてしまう。

「軟弱者とか思われるんじゃないだろうか」

「空いた穴について何か言われるだろうか」

「仕事を辞めようか悩んでいることをつゆ知らず、頼まれ事をされるので言い出しづらい」等々。

その席に在籍し続けるのが自分である必然性などどこにもない。

変わりなんていくらでもいる。

なにより自分が考えている程、他人は自分に対して関心などない。

理屈ではわかっていても、変に気を使ってしまう。

さて、どうしようか。

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