就労支援が信頼できるに値するのか結局わからず、その間にも決して安くない交通費が通う度に掛かる精神的な焦りから解約を決意。
本日正式な手続きを終え、解約と至りました。
支援を受けるだけなら地元の施設でも可能ですが、同じ悩みを繰り返すだけなような。
開所から半年、現時点で5人程が卒業し就労しているのだとか。半年でこの人数は多いのか、少ないのか。その後何年と続けて行けるのだろうか。
件のMさんといろいろお話させて頂きまして、形は違えど人間関係や仕事に対する苦しみや辛さは同じなんだなぁと感じました。
自分が何一つ疑問に感じないような、苦労しないようなことでも別の人に取ってはとても大変で、逆もまた然り。理屈ではわかっても感覚として理解するのはとても困難であるし、それを努力不足だとか、甘えだとか切って捨てることは逆にとてもたやすい事でしょう。
ちょっと油断すると、自分の感覚こそ正義になってしまう。
自分の想像力を問われるような、そんな感じでした。
毎日散歩に出かける度にいろんな人を見かけますが、皆何かしら言いようのない、解決の難しい悩みを抱えているのだろうか。
不登校とか障がいであれば理解も進み「しかたがない、いいじゃないか」みたいな感じですが、無職に対する風当たりはある種怨念とも取れるくらい厳しい。そういう連中なら自業自得の愚か者だから遠慮なく叩いてもいいというような風潮があるような・・・。
全く知らない他人の話であるのに、どこまで本当なのかわからないのに、別にどうでもいいはずなのに、手間と時間を使って何故ああも批判をしていくのだろうか。自分は暇ではあるが、そんなことに使う時間は無い。
自分はそういう人たちの何を理解し、何を理解されれば生きやすくなるのだろうか・・・。
最後に自分が今日で辞める事を伝えると「いやぁ寂しくなるなぁ」と一言。
そう思えるってことは素晴らしい事だと思いますよ。
これも一期一会というやつです。
ただ住所を聞いたら自宅から結構近くに住んでいる方だったので、件の就労移行支援事業所を進めておきました。