一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

就労支援について

現在通っている若者サポートステーションはもう半年以上経つと思う。自戒の意味も込めて、就労支援とはなんぞや?ということを書いていこう。

 

そもそも就労支援ってどんな人が来る所か?就労支援事業所なんて言葉すら知らない人、そもそも縁のない人も多いのでは?

方々を頼った体験的に言えるのは、「働きたいけど、(ここ重要!)何かしらの事情があって一般的な方法では難しい極少数の人」と「親の扶養の下にあり、直ちに働く必要のない、というか働きたくない大勢の人」といった感じ。自分は後者である!

実際今のサポステでも何人かの利用者と話をしたり、セミナー中の意見を聞いたり、後ろで聞こえる相談を盗み聞きしたり(部屋が狭いので嫌でも聞こえるのです)と、情報収集をした結果、やっぱり働きたくないでしょ・・・?と言いたくなる人が少なくない。

働く、働く方向に向かう理由より、働かない理由を探している人が多いように思う。というか、前向きに考えてる人は知る限り見たことがないし、そんな人はさっさと就職する。

 

何のための就労支援か?働く意思のある人のための就労支援である。当たり前だ。

よって、先日も何人かいた「家から出る理由が欲しくて」とか「家にいると親に何か言われるし、やってますアピールのため」という志では、ほとんど役には立たないのではないかと思う。待っていて何とかなる場所ではない。

 

職員から「こういうのはどう?」という紹介の話はどうかって?

無くはないけど、それは職員から見て見込みのある人だったり、何かしらアピールできる人であったり、強みがあって職員の気を引ける人にのみ、与えられるものだと思う。

英語が得意で翻訳の仕事をとか、バーチャルユーチューバーのデザインがしたくて、プロ顔負けの企画書を作り上げてくる猛者もいた。

ただ漠然と通って待っているだけだと、どんどん時間と交通費だけが無くなっていく。

だから具体性を伝えられなければならない。まずは明確に働く意思があること。何ができて、何が苦手なのか。勤務地はどの辺りで、どんな職種に就くのか?

ある程度条件さえ整えられれば、きちんと働きます!という意思と具体性を伝えられれば、職員もちゃんと動いてくれます。

逆に言うと、そういう人を優先するのは当たり前すぎる程当たり前なので、やっていかないと放置状態になってしまう。ある意味、支援の段階から競争は始まっているようなもの。

就労支援は役に立たない!とぼやく人はそこを間違えているのではないだろうか?まあ、何年か前の自分のことなんですが・・・。

 

働く意思が無いのに就労支援に通っても、時間とお金の無駄だと思う。

就労支援は働く意思、そこに立ち向かう勇気のある人向けのものです。

 

なんとなく支援に通っていたら、動機を見出して・・・なんてパターンも聞くことは聞くけど、宝くじみたいなものでしょうね・・・。

 

じゃあ、お前は何をしているのか!って?

Kさんを始め、何人かの人との交流をという斜め上の理由で参加しております。

実際会話の楽しさ、難しさ。人との交流、人間関係とは何か?と学ぶことや考えることがとても多い。

じゃあ、居場所、交流の場としてはどうか?それもこれまで書いた通り。就労支援に求めるべきことではないと思う。

 

 

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