「就労にあたり、人が何に悩みどう考え行動するのか」
そんなことに関心があって、奥から聞こえる相談を聞いている。(プライバシーもへったくれもないよな・・・。いかんせん、狭い雑居ビルの一室だからねぇ)
それともう一つ。「就労支援を使うにあたり、家族の反応は肯定的なのか?」も知りたいところ。
一般的な方法での就労が難しく、支援を頼る。そこから仕事を探し、面接の練習や履歴書の添削、面接と、トントン拍子に進んでいける人なんていうのは体感的にもごくわずかなのではないかと想像する。仮にできたとしても挫折する可能性があるのは、昨日書いた通り。
実際、就労に対する抵抗感を消化できず、支援にとどまったり、他をさまよったりとそういう人の方が多いのではないか?自分もその一人だし。
やっぱりねぇ、疑われますよ。何度も通っているのに何故仕事に繋がらないのか?何をしているのか?紹介くらいないのか?と。
それらは明確に「働く意思示した人」にしか、与えられないものです。ただ漠然と通っていて何とかなる場所ではないです。
親に対しては中々本心を語ることができず、(即行否定されて空気が悪くなるから)誤魔化すというかやり過ごすというかそんなことばかりをしているので、疑いの目は強まる。当事者の本心と親の不安と期待。この悪循環が就労を難しくする要因の一つではないだろうか。
この辺どうなんだろうねぇ。個人的なことだからだろうか、誰も家族のことなんて口にしないし、表面からはわかるはずもない。
だらだら就労支援に通い続けることを肯定してもらえているのだろうか。