一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

人生の下半期

30、40を越えた自分の人生はきっとロクでもないものであると思う。

それを避ける「確率を上げる」ならば何か行動を起こさなければならない。

だけど、何をどこに向かって行動したものか、どのくらいの事をどの程度できそうなのか未だ見当がつかない。

 

何度か仕事に就いたり、仕事を辞めてみても、上手くこなせない作業と時間外労働と毎日の通勤の辛さが、40過ぎた時への不安になっただけだった。

 

いろんな人間関係を築いて、自分のダメな部分、出来ない事を他人にしてもらう。

そして、自分もまた同じように他人にできない事をやってみる。

そんな風な持ちつ持たれつみたいな関係なんか良さそうだなぁと思うけど、ダメ人間同士の助け合いなんて、ただの理想だろうか。

 

一切苦痛なく楽に天に召される制度と技術でも登場しないだろうか。

そういうのがあると幾分救われるような気分になりますし、じゃあもう少し頑張ってみるかなとも思えような・・・。

つい最近もどっかの国でそういうのを認める、或いは認めつつあるとかいう話を見たような気がする。

先のことは全くわからないけど、40くらいで十分かな。

 

80、90を超えて尚、「人生楽しまなきゃ損」とか言っている人がいるし、そう思う反面、健康だから、やりたい事があるから、家族や友人がいるから、そう言えるんだよ。

とも思う。僻みっぽいけどね。

 

先日、中島義道さんの著書を読んでいて、いよいよもって「死が目前とある」のにそれについて真剣に考えず、目を逸らし、のうのうと生きている連中は理解できない。みたいなことを仰っていて、なんだか現実の理不尽さを垣間見たような気分でした。

 

善人ほど悪い奴はいない  ニーチェの人間学 (角川oneテーマ21)

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