一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

薬の攻防戦

最近、薬を飲ませる為に囲いを作る作業をしていると察知したのか一点を見つめたまま硬直する。

「わかっているだろう?飲むんだぞ?」

与える作業にも少し慣れてきたかなと感じているとヤツは新しい技を編み出してきた。

やめろ!と言わんばかりに前足でシリンジを払いのけたり、放尿攻撃まで使う始末。

まあ、赤くないのが幸いか・・・。

で、布団で塞いでも結局潜り込む。

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それでも薬を与えている間は、目を見開いて鼻息が荒くなることはあれど、ブーブー威嚇したり、後ろ足でドンドンしたり、噛みついたりしないのが優しさなのか?

与え終わり、しばらくすると機嫌を直し、いつも通り接してくれます。

案外実は必要なことなんじゃないかと本人自身も薄々感じているのかもしれない。

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