一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

明日で最後にしよう

主治医にこういうグループがあるから、同じような境遇にある人達で集まって、という話を聞いた時から、きっと嫌になるだろうという予感はしていた。

目的意識も無く、自主性も無く、只々苦痛でストレスで、手を動かし足を動かし、紙に何かを書き殴っていても紛らわせず、時計を見ては、まだあと何時間ある、まだ終わらないと考え、肝心のコミュニケーションの訓練はと言うと、何も身についていないという状況を続ける事に耐えられなくなってきた。

いつ指名されるかわからない。何をしなきゃいけなくなるのかわからない。そういうことが学生時代からずっと嫌だった。

 

さしあたり有言は実行した。

初級は責任持ってやり遂げると言ってやり遂げたし、中級も最初だけでも出てみると言って出てみた。

当初は更に続けられそうだったらこちらもやり遂げてみようかとは、一応考えてはいたんだ。

苦痛であってもせめて、全部終えると修了証明みたいなのが貰え、それがあると就職で多少有利にでもなるとかがあれば、なんとか頑張ったと思うんだけど、そのような救済措置などあるはずがない。

 

自分には恐らく無理だからと言って、何もせずに決めつけたわけではない。「やってみてダメだったんだ!」と、そう納得する事にしよう。せざるを得ない。

いずれにせよ、やる、やらないの決断はキッチリつけるのが良いと思う。このままでは「出れたら出る」という不誠実な態度で残りの期間を過ごさなければならなくってしまうし、後味も悪い。そして恐らく出ない。

もう明日を最後にしようと決めてしまうと、なんだか出られそうな気がしてくる。

結局、訓練に行かなければならない。卒業した後はどうしようという悩みが、この後どうするかに変わっただけなんだなぁ・・・。

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