ちょっと珍しい物の紹介でも。
HALO4の後日談スパルタンオプスの「ムービーパート」の主人公、スパルタン ガブリエル・ソーンのプラモデル。
リクルートアーマーの名も無き兵士でも別にいいかもしれない。
フィギュアなら沢山あるけど、プラモデルなんかはないのかなぁと思っていたら、いつの間にか出ていた。
どこのメーカーかと思っていたら、なんとアメリカのバンダイだった。
日本でも出す予定でもあったのか、そこかしこに日本語の表記が・・・。
メイドインジャパン!?。日本未発売です・・・。出してよ。
アーマー各部の複雑なディテールもバッチリ再現してあったり、アサルトライフル、ハンドガン、握り拳、平手、マウント用のパーツ等、一通り揃っており、第一印象は良い感じです・・・がッ!!
まず一見してわかるのが変な形の肩・・・。
これはないでしょう!何このスクラッチビルドしようとして途中で挫折したみたいな形状は・・・。一応後の?シリーズでは改善が見られます。
銃を持つ手首が分解しにくく・・・というかピンが折れそうになってしまったので試しに磁石で固定できるようにしてみた。
近づけるだけで勝手にくっ付いてくれるから、中々に便利である!
特に深刻な問題なのが股関節。この突起が干渉してロクに動かないです。
一応前後には大きく動かせるので、しゃがみポーズなら意外といけますが、股を開くようなポーズは絶望的です・・・。
腰の可動もほぼ死んでいるのも非常に残念である。何故か後ろにだけは大きく動かせるが・・・。
肩といい、試作段階で気が付きそうな部分であるのに何故このままなのか。
もうちょっと何とかならんのか!?2014年のバンダイのすることではないでしょう。
大体形状自体おかしいことにHALOプレイヤーなら気がつくはずだ。
しかし、彼はまだマシだ。あるキャラクターに至っては、「お前はもう前後にしか足動かせないだろう!?」というものもあった。
同じメーカーで、同じような関節の構造をしているドラゴンボールのフィギュアライズが羨ましくなってくる。
買ったことがないので詳しくはわからないけど、見た感じあっちは良く動くでしょ。
というわけで、見た目をなるべく損なわない限り、ミニ四駆の軽量化かッ!?ってくらいギリギリまで各部を削って可動を確保しました。
根本的な解決にはなりませんが、多少マシにはなったかなと。
一から関節を作り直せるくらいの技量があれば、また違ってくるとは思いますが、自分には無理だ。
股関節については、いっそ突起を切り取ってしまえば、大幅に可動域が上がる予感はするが・・・。
なんだか子供の頃にやっていたガンプラなんかの可動域を広げる為に、あちこち削っていたのを思い出した。皆やるよね・・・?
関節の所々にABSが使われていて、それが後はめできるようにはなっておらず、細かいモールドも合わさり、合わせ目をキッチリ消して綺麗に作ろうなどと考えると、難易度が急上昇するだろう。
合わせ目は諦めて、簡単な塗装くらいで済ませようかと思う。
関節の固さが結構キチキチで白くなってしまったので、グリスを塗るなり、削るなりの対策があった方がいいかもしれない。
なんだか本当に細かい所で損をしている「惜しかったプラモ」な印象である。