結局今日は解約の話を出すタイミングが見つけられず、まだ予約が入っているので次回に持ち越すことにしました。
辞めるにあたって、思い切って例のやる気の無さそうなMさんに話を聞いてみました。
歳は37歳で、8年続けた会社を辞めて、再就職のためにここに来たのだとか。
うへ~自分とは大違いじゃないか・・・。見た目ではわからないが、皆真面目で就労に対する意欲のある人たちなんだろうか?
8年も続けられるなんてよっぽど合っていたのかなぁと思って話を聞いていくと、辞めたくとも辞められず惰性で・・・ということらしい。
今すぐにでも働かなければ!という意思はありますか?と尋ねたら「やっぱり働きたいですよ」とのこと。
本気か?本気なのか!?労働というものが辛くて苦しくてしかたがない自分には信じられない発言である。
訓練に関しても一応肯定的な反応を見せてはいるが・・・。
彼も電車賃が往復900円掛かるということと、本心はわかりませんが一応目的意識を持って取り組んでいるとのこと。
交通費は貯金でやり繰りしてるとか。自分と同じじゃないか。泣けてきますね。しかもこっちはそれも底を尽いて、かつかつだよ。
LITALICOに来るのに辛くなったり嫌になったりしないですか?と尋ねたら「嫌ですよ」と即答。
特に朝が弱くて、直前に休みたくるなることもしばしばで、休みの電話を入れたときに「働いたときに同じような状態になった時どうするの?」と言われ仕方なくきているのだとか・・・。う~ん、わかります!
しかしあの訓練なんていう「働く練習」が何を変えてくれるっていうんだ。
ワード、エクセル、ワークショップ、グループワーク、ビーズ詰め、お茶くみ、電話対応、面接の訓練なんかが自分の生きづらさの何を変えてくれるのか。
そんな程度で仕事を続けていけるのなら、仕事を通じて覚えていけるはずじゃないか。
どうしても自分には「とりあえずやることがある、通う所がある、面目が立つ」それに安住しているように思えてならない。
あなた方も交通費や昼食代が掛かるでしょう!その陰で連中はしっかり儲けているんですよ!
今月1万程交通費に使って、今日「これだけ役所から補助金がおりましたので、サインをお願いします」と渡された紙にはその10倍程の額が記載されていて、心底嫌になった。
今回は一人しか聞けなかったし、初対面に近い人にそう本音は言わないはずだろう。
しかし実際、本音は!本音はどうなんだ!?
くそぉ・・・なんで皆前向きなんだ・・・。前向きな振りをしているのか?そうせざるを得ないのか!
こうなるとどっちつかずが一番いけないんじゃないだろうか。
引きこもることはできず、といって就労も難しい。双方を右往左往し続けるゾンビになり果てるのである。
後ろ向きトークができる人がいなくて遺憾であります。