今日もいつもの場所で、今度は爺さんに話しかけられた。
「ここ(池の周り)をいつも歩いてるのを見かけるけど、何周するの?」って。
前回の件もあるし、今回は愛想よく答えたけど、やはりほぼ毎日同じくらいの時間に若者が歩くというのは目立つのか・・・。
なんか嫌だなぁ、場所を変えようかなぁ・・・と一瞬考えるも、いや逆に考えるんだ!
そんな小さな切っ掛けから何かチャンスが得られるかもしれないじゃないか!
この間も爺さん方がベンチで話していて「この前知り合いから芋ほりを1万円で手伝ってくれんか?とか言われたんだわ」とか話しているのを聞いた。
これだ!こういう話が来るかもしれない!人を苦しめるのは大抵人であるが、救えるのもまた人である。
それにニートっていうと、部屋で鬱屈している様な奴を連想するのが一般的だろうけど、愛想よく答えていれば「社会的な価値の無い奴だけど、案外良い奴だよなぁ」という評価にくらいはなるかもしれない。
健気に健やかに生きていく方が、チャンスを掴みやすいかもしれないし、「何かやってみようかな」という気力も出てくるだろう。
だとすると、親はこれを妨害し、気分をどん底に陥れるわけですから罪深い・・・。
将来や、親が死んだらどうするんだ!と尻を叩かれ、就職し、あの時ああ言われて本当に良かったなんて人がいるのだろうか?
大抵、いがみ合ったり暴力沙汰に発展するのがオチではないだろうか。