約4cmメタルフィギュアを筆で塗ろう!2
第二弾が完成。
前回の経験を活かして完成度を上げた・・・かどうかはわかりませんが、それなりにこだわったのは確か。
背中のリボンのパーツを切り飛ばしてしまったのが今回最大の失敗。
杖に付いていたのでバリだと思って切ってしまった。仮組はモデラ―の基本なので確認しなかった自分が悪いのですが、一言注意が書いてあれば・・・と思わずにはいられない。
肌の色が前回は白過ぎたので血色を良くしようと、「美少女フィギュア フレッシュセット」を買って試してみた。
下地色と肌色がそれぞれ2色ずつセットになっていて、組み合わせで説明書通りなら2パターンの肌色が作れる代物。
これを試してみたら色の赤みが強い。なんか酒に酔ったような感じになってしまった。
間違えたのか?と思って確認してみるも合っている。大体なんで作業中は何も思わなくて、塗り終わってから気が付くのか・・・。
修正として全部塗り直すのは大変なので、この色を「中間色」と捉えてハイライトを入れたら、ちょうどいい感じになったし、説明書にも「ハイライトを入れて更に質感アップ」みたいなことが書いてあったので、こういうものなのだろう。
単色だと非常に安っぽく見えるので、陰影にこだわって塗装してみたんだけど、写真じゃわかりづらい。
作例と同じく杖の宝玉?がぼんやり光っている感じを出したかったんだけど、厳しいな。
4cm程度の小さなフィギュアとは言え、作例の塗装の質の高さもあって、これを真似るだけでも本当にいろいろ学べると感じます。塗装というより、絵を描く感じに近い。
シタデルカラーを使えば、更に上の表現を目指せるだろうか?気になるところです。
それにしても、一昔前の自分なら作例を見て「こんな小さなフィギュアをここまで綺麗に塗装できるなんて凄い!」と感心しつつも「でも自分には無理だ・・・」と早々に諦めていただろう。
それがいつの間にか「やりがいがありそうだ。無理かもしれないけど、ちょっと挑戦してみようか」と考えられるようになっていた。
この気持ちをどうして仕事に向けられないのか・・・。
仕事には常に他人との評価、成果や人間関係、長時間労働など自分では対処こんなことが多いせいだろうか。
塗装の際にはメタルプライマー、プライマー入りサーフェイサーで下地塗装。
腕が別パーツ且、接合部が非常に細いので、0.8mmの真鍮線で補強してあげると安心です。