一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

何に悩んでいるのか?

結論から言うと、社会復帰に対する不安や恐怖心と孤独である。

 

前者に関しては3度の就労に失敗し、自分のポンコツっぷりや怒られ続ける毎日、苦しい長時間などが挙げられ、社会復帰とは即ちこの苦しい世界にまた向かわなければならないことである。

子供のころからできない自分、ダメな自分、弱い自分しか知らないし、人間関係作りも不器用だったから、何事においても自信が持てず、将来を考えては悲観的な考えしか出てこない。人に話しては否定されることも多く、更には内なる自分の声にも苦しめられる。

発達障害グレーというか、見た目は普通に見えてしまうのか、最初は理解あるような感じでも2回、3回と重なるうちに「これから社会に出るのに、そんな考えでは困る!」というような感じになって、相談できなくなってしまう。

何度も空白の期間を作ってしまった。今も最後に仕事を辞めてから5年くらい経つと思う。年だけとった、内面の幼い子供おじさんが成熟した社会に入るというのだから、そりゃあ怖いよね。恐ろしいですわ。

 

 

後者に関してはひきこもっているのだから当然と言えば当然だ。

就労支援に通っていた時に何人かの利用者に声を掛けてはいたけど、挨拶以外には訊いたことに対して答えてもらうような事務的な会話が限界であった。

一人で抱え込むしかない苦しみ。つらいことをつらいと言うと、暗に甘えるな、皆そうだからと言われる苦しみ。

一人でいることを楽しめない。例えばゲームやプラモデルや絵でここが上手くいった、いかなかったとか、あるいは失敗した話とか恥をかいた話とか、それを共有できる人、面白がってくれる人がおらず、全部自分の一人の中で完結してしまう虚しさ。

学生時代には確かにそういう関係が少なからずあったのだが、今となっては趣味は楽しんでやることではなく、時間を潰したい、気を紛らわせたいからやるという感じで、楽しめていない。

 

そして最近特に思うのが、今までは自分の話を聴いてもらうことばかり考えていたけど、「その人の物語を聞かせてくれる人」もいないことが孤独感を強くしているように思う。話しかけてくれる人がいない。相手の話を、その人がどういう人なのか聞いてみたいんだよね。それが人間関係でしょ。

人と人とのやりとりがないと、自分がどういう人間かもわからず、認知は歪む一方になってしまう。

 

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