悩まない日は無いと言っても過言ではないくらい考え続ける日々。
何をしても上手くいかない、生きづらい。
なんだか牢獄にでも入ったかのような気分。
好きを仕事に、やりがいのある仕事に巡り合えれば何かかわるんだろうか?
そんな風に過去の仕事の嫌な記憶に思いをはせていると、いや、待てよ。確かに仕事にやりがいを感じ、学びたい、考えたい、身に着けたいと思える瞬間があった。
前に勤めていた自転車屋のバイトがそうだった。
自転車の整備、点検、修理の業務に携わっている時は、そう思えた。
出来なければ悔しかったし、そんな簡単なことにも気づかなかったなんて!と新しい発見もあった。
型は決まっていつつも、ある程度自分で考え、工夫しなければならないところが良かったのかもしれない。
ただ、それらの仕事は基本的には正社員の仕事であり、バイトはもっぱら接客担当だったのである。
以前喫茶店での話や買い物での話を書いたけれど、人の集まる場所が大変苦手で、今回の場合、土日や大型連休時が正にそれで、次第に耐えられなくなり退職という判断をしてしまった。
単に接客が苦手だったで済ましてしまうと何もわからないけれど、具体的に接客の何がどういう風に苦手だったのか掘り下げていくと、接客そのものが苦手だったわけじゃないことがわかった。
機会があったらまとめてみようかな。
もし、自転車の整備や修理に専念できる仕事だったら今でも続けていたと思う。
まあ、会社も慈善事業じゃないし、しょうがないけどね。
それで思ったのが、もういっそ弱点の克服は諦めて、長所に特化したやり方でいってみたらどうかと考えてみた。
その方がやる気も出るし、伸びもいいんじゃないかとね。
しかし、何がそれで、どうやって見つけて、誰が付き合ってくれるのかという大きな課題も残る。
今の職場で毎日の残業と休日出勤を課せられ、全く情熱の持てない苦痛な日々を過ごし、合わない環境に居続けると思考もどんどんダウナーになっていき、もうダメだと悩んでいたし今もそれはかわらないけれど、ほんのちょっとだけ希望が見えたような気がした。