プラモデルを「完成」させられる奴とはどんな奴か。
工作技術の上手い人?否!
塗装の上手い人?否!
道具を沢山もっている人?否!
答えは一日少しずつでも作業でき、妥協する勇気を持つものである!
最近そう思うようになってきました。
合わせ目消し、塗装、表面処理、ディテールアップ等に手を出すと一層この危険度が上がる!
何も考えず、ガンプラを素組していた少年時代を思い出してほしい。
胴体なんかを多色成型し、パーツ分割することなく色分けする謎の技術に感動。
ジュエルシールが入っていた時の興奮。
ビームサーベル、シールド、カメラアイがクリアパーツだった時のゴージャス感。
MGを買ってもらった時の「これまでとは一味も二味も違う感!」
PGに手を出した時の「とんでもないものを買ってしまった感!」
ちょっと拘って、塗装と言えばガンダムマーカーや筆塗りの汚い塗装&墨入れ。
はみ出したらカッターで削って修正。傷がついても気にしない。
人によってはクリアコートもあったかもしれない。
ガンプラを買った、作ること自体が一大イベントで「積む」などということはありえない話だったのではなかろうか?
あの頃の感性はすっかり無くなってしまった。
過去の「積み」を清算するか、確実に「完成させられる」物以外はもう買わないことを誓う。積んでいても邪魔なのです!
「こんなに積んでいます」って写真を掲載する奴の気が知れんなぁ・・・。
前回のスーパーデルタが危険信号を発しつつも完成できたので、なるべくこの勢いが消えない内に次に移る。
知っている人が見ると「ああ!あのヤバいやつかぁ・・・」となるであろう代物
三度目の正直。
時々「なんでプラモデル作っているんだろう」と迷いが生じる事ってありませんか・・・?
できたらできたで達成感はあるんだけどね。