障がい者向けの作業所やグループホームなんかを運営している社会福祉法人で、仕事の内容としては、知的障がい者の作業や生活面での補助といったところ。
しかし、やはりといいましょうか。自分の想像とは全く違っていた。
以前似たような作業所、パン作りの工房を見学させてもらったことがあって、そこは皆静かに黙々と作業する所で、今回もそんなイメージでいた。ところが来て早々、うめき声や叫び声、説明を聞いている最中にも、わけのわからない事を話しかけられ、大変困惑・・・。
非常に騒がしい中、なんとか説明を聞き続けようと頑張るも、気が散って全く集中できない。
それどころか、「うわぁぁ・・・も、もうダメだ・・・!」みたいな感じになって逃げだしたくなってしまった。
最近よく思うのは、心理的ストレスに滅法弱いということだ・・・。
利用者の殆どは統合失調症や自閉症と聞いたが、一体どう接すればいいのか。
利用者の作業としては、小さな部品作りや、軍手作りを行っていて、作業は日々変わるそうだ。
で、その手伝いというよりは、誰がどういう作業に向いているのか、見極めるマネジメントに近いことをやってもらうとのこと。
後は毎月ある行事の参加や企画、車での送迎など。
職場の雰囲気自体は悪くなかったし、忙しい中熱心に説明しただいてありがとうございましたと言いたいところですし、資格や経験があるやつより、君のような未経験の人こそ興味が湧くとおっしゃっていただいた手前恐縮ではありますが、自分には荷が重いかなと。
恐らくあの感じだと「やらせてください!」と本気で頼み込めば、採用されたと思う。しかし、車の運転はできないし、あの喧騒の中9時間働くのは無理である。結構人を選ぶ仕事じゃないだろうか。とは言え、なんか惜しかったなぁ。
それでもいい勉強にはなったし、見学の重要性もわかった。自分の考えと現実は全く違うこともわかった。前職でも思ったことなんだけど「未経験」が意外と好意的に受け取られる場合もある!何れにせよ責任を持って行動した。
こ、こんなところでどうでしょうか?LITALICO卒業ならず・・・。
福祉関係の仕事だと物腰軟らかい人が多いのだろうか。