今度は住宅街にある小さな町工場といった趣の会社。
細々とした自動車の部品の製造、塗装、梱包などの仕事。なかなか正社員・・・とはいかなくて、今回はA型作業所。時給としては980円程度。
去年もA型作業所の見学には行って、賃金の安さと労働時間の短さ、作業所の担当者からも「君のような感じであれば、一般企業の障がい者枠を考えた方が」と言われたことで、この線は無いなと考えていたのだけど、今回はフルタイムであるし、賃金が高い・・・とは言えないが、正直他のもほとんど同じような水準である。
「障がい者枠」と指定した途端に求人と給料がもの凄く減るというのが現実である。
今回見学してみて、自分史上最も上手くやっていけそうな感じであり、社長の受けもよかったので応募する方向で進めている。
前回の食品加工の工場は低賃金で残業地獄といった感じだったけど、今回は低賃金でこき使われないので、譲歩するしかないか。
当初2人採用予定でその枠も埋まってしまっていたんだけど、急遽もう1人欲しいなぁと考えていたところに自分が来た。今回の見学で人となりも知れたから、面接もいらないかもと仰っていたので、変なへまをしなければ書類選考でそのまま採用となる・・・かもしれない。
1人暮らしも見据えた人生設計。5年後、10年後、低賃金でどうするつもりなのか？どれだけ真面目に頑張っても、ボーナスも昇給も一切ないのよ。という問題が依然重く圧し掛かるし、正直明日のことなど考えたくもない。
だけども採用してもらえるのなら、とりあえず働こうと思う。働きながら考えよう。無職のまま考えるよりはずっといいでしょう。
