引きずっている様でアレなんだけど、先日の職場見学で勉強になった一面があると思った。
あそこで働いているのは、主に自閉症とか統合失調症とかの人たちだと説明を受けた。
一方僕が通っているLITALICOワークスは、それよりもずっと軽い人たちが多いように見える。
勿論実情は全く分からないし、LITALICOは就労支援なわけだけど、前者を見た後だと「この人たちは、あの人たちと比べると全然働けるだろう。もっと重い人がちゃんとやっていたのに何やってんの・・・」という心理が、比べられることで嫌な思いをずっとしてきた自分でさえ、無意識的に湧いてくる。
でもそれって誰も得をしない短絡的な考えじゃないだろうか。
誰かと比べてどうのうこうのっていうのは、そもそも解決策ですらないし、何よりその人個人の問題を全く見なくなってしまう。
これではひたすら嫌な思いをするばかりで全く解決はしないだろう。何も考えていないのだから・・・。
それに嫌な言い方になりますが、前者は支えてくれる人、理解し働く場所を提供してくれる人がいればこそ成り立つこと。そこを忘れてはいけない。
何にせよ、物を考えることをやめる危険性を実感した日でした。