一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

ゲームを買ったらクリアしなきゃいけないでしょ

半年前に中古で買ったランナバウトというゲームをプレイした時、その条件を見て「隠しカー全部出すのは無理。やってられん。もう学生の頃のような気力も体力もないのだ」と諦めて放置していた。

それから思い出したようになんとなくチャレンジするも、やっぱりクリアできるような気がしなくて、挫折していた。

ところが数日前、どうしたことか変な具合にやる気が出て、隠しカーを全部出現させ、今朝完全クリアを成し遂げた!「やった!ついにやった!もう思い残すことは無い!」と思わずガッツポーズ。

実は攻略法がわかれば、それほど難しくもないことがわかった。

やはりゲームは世界一無駄な努力を誉めてくれるツールだ!

 

そこで気を良くして2、3も完全クリアを目指そうとチャレンジするも、この2作は明らかに初代より難易度が高い。

特に3はレースゲーム(一応)にあるまじきもっさり&滑る挙動と処理落ちで、この時点でイマイチノれない。

そこに加え、もはや苦行に近いミッションで精魂尽き果てた・・・。

ゲームでよく語られる負の感情「何をやっとるんだ自分は・・・もっと有意義な時間の使い方があるんじゃないのか・・・」も襲い掛かる。

5作の内、3作やってみて、やっぱり初代が一番面白い。ランダム要素がほぼ無く「一見難しそうだが、覚えれば難なく出来る」が一番生きている。

 

意識を比べると初代が「もうわかった!掴んだ!次こそできそうな気がするからやる!」に対して、3は「できるかどうかはわからん。というか運しだいだけど、やらないことにはクリアできないからやる」と言った感じ。

トライ&エラー。この繰り返しの過程が楽しければいいんですけど、そんなゲーム滅多にないですよね。

 

考えてみれば、ゲーム内容全てを楽しめるゲームってなかなかないですよね。

この部分は楽しいんだけど、この部分は面白くないとか苦痛とか。

その苦痛な部分がクリアに必須だとしたら、悲劇的なことだろう。積みまっしぐらです。

そうでなくとも、隠し要素を全て出すような完全クリアを目指す上でも大きな障害となる。

全てを否定する程のことでもない。されどしっかり楽しむ、クリアを目指そうとすると苦痛は避けては通れない。そして嫌になる。

 

思えば学生時代、おいそれとゲームなんか買えないから、雑誌とかでどの一本を買うか吟味して「楽しむ」為に買っていたはずなのに、この年になって、暇つぶしに買って、ちょろっとやって、はい終わりという買い方にいつしか変わってしまっていた。

勿体ない話だよなぁ・・・。

 

 

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