本来ゲームなんていうのは、引きこもりと相性が良いというか、初期投資さえ済めばものによっては中古数百円でゲームを楽しめる優れた趣味だと思うのですが、ここ何年か前から何をやっていても途中で飽きちゃうというか、力尽きる・・・。
子供の頃は「新型のゲーム機」なんていうと目を輝かせて、友達の話や雑誌にくぎ付けになっていたものですが(特にゲームキューブ)、PS5の情報を見ても、全く情熱が湧かない。
思えばPS4を買った時も純粋なPS4用のゲームと言えるのは、Dirtシリーズとダークソウル3しかなく、後は過去のゲームの移植ばかりが占めて、もう長い事新作を買っていない。(まあ、お金が無いですが)
おまけにスティックの調子が悪く、勝手に動く!部品を交換しても治らなかったので、回路に問題がある・・・?
それでもほんのたまにやりたくなる、楽しめる時もあるのでゲームそのものに飽きたわけではない・・・はず。
(別の要因としては高難易度、特に昔の縦、横スクロールのシューティングゲームや激ムズなラリーゲーばかりをやっていて、これらは自分の実力が伴わなければどうしようもなく、飽きる、力尽きるということが挙げられる。いや、ホントにクリアできない。させてくれない)
思うにやっぱりゲームを通じたコミュニケーションが無くなったことが一番の要因なんだと思う。
学校は卒業したし、遊び相手だった弟はとうの昔に独立したし、今無職だし、なんらかの集まりに参加しているわけでもない。
言えば会ってくれる友人が一人だけいるけど、彼とはスマブラ以外で遊ぶのは(自分の感性の観点からも)難しそうだ。
この時点で対戦、協力プレイゲームは壊滅ですよ。ネットを使えばいいんですけど、顔もどこの誰かも知らない人とプレイするのはどうもにも好かない・・・。
今はそういう時代でもないでしょうが、ゲームの話、先へ進んだとか隠し、攻略、新作の情報なんかで学校で盛り上がった経験って大抵の人にはあるでしょう。まあ、ゲームでなくてもいいんですけど。
ゲームで経験した、成功したクリアした喜び、バグやミスの珍プレー、カッコいい曲や演出、対戦協力プレイなどが全部自分の中だけで完結してしまうのはあまりに味気ない。
よくよく考えると、ゲームそのものよりそこから展開する他人との共有、コミュニケーションを楽しんでいたんだと思う。