顔を描くことに多少にも慣れてきて、この勢いでと以前から抵抗のあった色鉛筆を再開。
玉ねぎ・・・ではない。
なんでしょうねぇ、顔の時にあった「こう描けばいいかな」っていうあの感じがない。
写真や実物を見て描いたのではなく、色鉛筆で描く「塗り絵」にある絵の、所謂模写である。
塗り絵用のページがあるんだけど、本に直接描くのは抵抗があるし、コピー機はない。ならば練習がてら自分で描いてしまおうとそういうわけですよ。
何を描くにしても「基礎の部分」って同じで、そこができていれば少なくとも「どう描けばいいのか」迷うことはないと思うんですよね。
やはりまだ身についてはいないということなのか・・・。
お手本と比べると、「線」が目立つんですね。なんというか色の境界が目立って、滑らかな、柔らかい色の移り変わりができていないと。
寝かせて描くと柔らかい感じになるが、薄っすらとしか色が乗らない。立てると線が目立つ。
後は色合いも違う。同じ色を使っているはずなのにどういうことなんだ。
重ね塗りで調色しようと書いているのですが、これもまた難しい。明るさの順番を間違えると発色しなかったりするのだ。
濃淡だけでよかった鉛筆画と比べると、発色のことや混ぜることも把握しなければならないので一気に難易度が上がったように思う。
そしてこの本「塗り絵」であるせいか、描き方の解説は全くと言っていいほど無い。
更に一つの絵あたり2、3のごく簡単な塗り方の解説しかないのだ。基礎から学ぶにはちょっと不適当かなぁと。まあ、当然か。
使いこなせれば素晴らしい道具だと思うんですよね。絵具と違って水も道具も要らないし、後片付けも楽。手軽にカラーな絵が描けてしまうという。
散々色が付かん!といって強く描くと紙が潰れる!と文句を言ってきましたが、淡く柔らかい感じは好きです。
色鉛筆の「基礎」を学ぶのにうってつけの本がありましたら、紹介していただけると参考になります。