学生時代から今に至るまで、絶望的に計算が出来なくて、その事で辛い思いをしたこともあり「頑張って克服しよう!」と意気込み、辛くなって挫折してきたことは何度か書いてきた。
今でも「もう無理だ!」と辞めたくなるが、辞めてしまっては出来ないままなのも事実。そんなもんだからほぼ毎日ちょっとづつ問題を解く時間を作っている。
三桁どうしの掛け算を筆算で解く問題がある。例えば328×193。
三桁に入った辺りから一層頭を抱える時間が増え、所謂「たすき掛け」で解いていくんだけど、32×19が暗算出来なくて筆算を解くのに筆算を使うという妙な状態に泣けてくる・・・。もう2桁で暗算は無理だ。
その内細々とした筆算が増えてきて、今を何を解いているのかわからなくなったり、
下の段に書くときには0を省略すると思うのですが、これがずれていたり、計算自体も間違っていたりで、最終的な答えが合わなくなる。
答えが間違っているのはわかる。答えを見たり電卓を使えば一目瞭然である。
しかし、どこを間違えているのかがわからない。
「これで合っている・・・はず。あれ違う!」を何度か繰り返してようやく解ける始末。もう疲れたよ・・・。
もう白旗上げて「自分の脳の処理能力では無理です!!」と宣言したいが、良い歳して計算の一つもできないのは恥ずべきことだよなぁ・・・。困るよなぁ・・・。バレたらバカにされるよなぁ・・・。言われないまでも思われるよなぁ・・・という不安感から、スパッと諦めることも心苦しい。