これまで病院やら支援施設の「相談所」などで、悩みや問題を聴いてもらって違和感を覚えていたが、上手く言い表せなかった。
自分の思う相談というのは、まず「悩みや問題のテーマを決めて」それを相談相手に伝える。
聞いた相手はそれにそって「質問や対話を繰り返していく」
自分は「伝えるための努力」をしていく。
そのやりとりの果てに、ヒントや方向性、問題の根源が見えてくる。つまりは「気づき」を得て、進路を自分で決める根拠や指針となる。
そんな風に考えていたのだけど、あれ・・・おかしいな・・・。そういう感じにならない。
「ああしたほうがいい、こうしたほうがいい」というような、結論を急ぐ形になったり、反応が薄かったりして「あれ・・・この話は出さない方が良かった?この人に対応できるようなテーマではなかった?」と気を使ってしまったり、伝わっているのだろうか?聴いてもらえているのだろうか?という気がしてきて、次第に言葉が出てこなくなる。
そうすると何とも居心地の悪い「シーン・・・」とした空気が形成される・・・。
「え?これは終わりなのか?終わりの合図?終わらせた方がいい?それとも対話を続けるべき?何を話せばいいのか?」と困惑してしまう。
「相談」というものを自分は根本的に勘違いしているのだろうか?