一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

弟夫妻と会ってきた

彼らは結婚して5年目になるだろうか。他の家族は全員会っていて、自分だけがこんな事情だから会うのを拒んでいた。

以前からこの18、19日にこちらへ遊びに来るという話が出ていて、恥の意識と劣等感で逃げようかと迷っていた。

そんな時に先日デイケアでいつも顔を合わせ、話しかけてくれる40台男性のTさんとひょんなことから今回の話をして、「自分にも同じようなことがあって、やはり恥と劣等感で苦しかったが、渋々参加した。もしできそうなら挨拶程度でいいから顔を合わせてみたら?」と話してくれて、今日の食事会だけ勇気を出して出てみて、今帰宅したところ。

もう何年も会っていなかった弟は久しぶりに会ってみると、すっかり父親な姿になっていて、奥さんともとても仲がよさそうだった。

奥さんは社交的な感じで、グイグイくるタイプと聞いていて不安であったけど、特に不快になるようなこともなかった。

こちらの家族4人と向こうの一家4人の計8人で会話も弾むから、聴覚過敏気味な自分は結構きつかったのだけど、なんとか乗り切った。

二人の娘がうるさいのだけど、小さいからしかたがない。

 

一家の姿を眺めていると、いろいろ大変そうではあるけど、大きな問題もなく充実しているような感じで、あの人たちにはあの人たちの世界があるのだなぁとそんなことを考え、気が付くと自分にあった、恥や劣等感はすっかり無くなっていた。向こうは自分が来るとは思っていなかったようで、感謝もあった。

自分には自分にあった、居場所や世界や人間関係がある。そう信じたい。そんな縁が来るまでは、自分の役割とは?すべきことは何なのか?それを考えていくのが良いだろう。

そして自分には家族関係というのが、その結びつきの強さが確かに助かる面もあるにせよ、故にどうにも重荷になるので、そういったものと距離を取って静かに過ごしたいと思った。

 

 

当ブログではGoogle Analyticsを利用して、アクセス解析を行うためにcookieを使用しております。 Google Analyticsで集計したデータは、当ブログのアクセス解析や改良、改善のために使用させていただくものとします。 なお、cookieは個人を特定する情報を含まずに集計しております。 Googleによるデータの使用については、「ポリシーと規約」を参照してください。