ベスト盤もついにアナログ化。これ以前に出ていた30周年記念盤がハイレゾ音源をマスターとしていたのに対し、今回はこれ用のマスター音源を使っているのだとか。ボーカルが気持ちクリアに聴こえるような。ジャケットのデザインが秀逸で、大きさもあって部屋に飾っても良い感じ。
収録内容は
宇宙
DISC1
Side A
ずっと前
気分
MAGIC LOVE
Side B
エヴリデイ・エヴリナイト
SLOW DAYS
あの娘が眠ってる
DISC2
Side C
頼りない天使
MELODY
ナイトクルージング
Side D
WALKING IN THE RHYTHM
新しい人
宇宙
DISC1
Side A
RUNNING MAN
GO GO ROUND THIS WORLD!
チャンス
Side B
BABY BLUE
MY LIFE
Weather Report
DISC2
Side C
忘れちゃうひととき
IN THE FLIGHT
SEASON
Side D
ひこうき(Live)
感謝(驚)
いかれたBaby
太字はアルバム版とは別バージョン。ひこうきのみ、何故か男たちの別れからのライブ版を収録。
CDとは収録内容が違う・・・というか減って、空中ではJust Thing、100ミリちょっとの、夜の想いが。宇宙ではPOKKA POKKA、すばらしくてNICE CHOICEがそれぞれ未収録なので注意。付属のライナーノーツによると、「音質を優先して」とのこと。
盤の余白を見ると、収録できそうな気はするけど内側に行くほど音が歪むので、致し方ない所ではある。
よって割高な感じもあるけど、そもそもレコードなんて物好きしか買わないので、まあ良いかと。
レコードはクリアカラー仕様で、とても綺麗。
この感じで、アナログ盤世田谷三部作をもう一度出してはもらえないだろうか。
フィッシュマンズというと、三部作や男たちの別れの話ばかりが語られがちだけど、初期の頃・・・ごきげんはいかがですか、あの娘が眠ってる、頼りない天使、RUNNING MAN、Walkin'などで聴ける、あの良く伸びる声が好きだ。後期にはああいう感じがないのだ。
2人の物語はいつでもあの日のまま
消えない飛行機雲もあの日のままだよ