Yahoo!ニュースにて中年の引きこもりのニュースが取り上げられていた。
例の如くコメントを見ると「働けやクズ」「自己責任だ」「甘えている」「親が死んだらどうするのか」等々。
もう何十年も前から全く同じことを言われている気がする。何年、何回同じことを言い続けるのか?それで解決するとでも思っているのか?機械が自動でコメントしているんじゃなかろうか・・・。
このギスギスし、世知辛い世の中、なんとか一緒に頑張って行こうじゃないかと「言うだけでも」言えないものだろうか。
見下したり、差別したり、虐げたりすることが一層狭く、難しくするのではないか。
ボタンのかけ方ひとつ違えば、自分だってどうなるのか全く見当もつかないんだぜ?
そういう時、セーフティがあったら助かるでしょう?
文句を言うより、どう解決していけばいいのかの方が遥かに重要であろう。
しかし、聡明なコメントもあった。
引きこもったままでも出来る仕事。そういうもの斡旋できる人材。
それを国で作り、育ててはどうか?彼等だって極端に人が苦手なだけで、表に出て働く事が苦手なだけで、やるかもしれないできるかもしれない。
引きこもることより、生産性が無いのが問題であり、自活でき納税もしてくれたら助かるじゃないかと。
引きこもりは病気だ悪だ!治せ!みたいに取られがちだけど、冷静になって考えたら、必ずしも困っている人だけでもないでしょう。
最低限買い物に行く人だっているだろうし、趣味の為なら何とか出る人もいるでしょう。
そういう人に適切な仕事を紹介出来たら、上手くいくのではないか。
思えば極端に、体調を崩すレベルで人が苦手であり、仕事も半日にしてもらったという人がついこの間まで隣にいた。
あの一分間スピーチの悲劇であまり思い出したくはないが、自分もこういう仕事があれば、採用されるのであれば、今すぐにでも面接に行って、喜んで納税者になるだろう。
実際に経験してみても、今の就職支援の在り方には疑問を感じずにはいられない。
これでも勧めとけばいいんじゃない?とか自分で適当に探して。後はこっちがやるから。みたいな最低限のことはやってますという、投げやりな感じにしか見えなかった。
自分も金曜に相談にいってくるけど、勇気を出してやってみたものの、落胆し、散っていった人も多いのでは?