先ほどNHKのラジオで孤独がどうのこうのという話がやっていた。
聞くに堪えなかったので、前半を少ししか聞いていなかったのだが、司会の人の話によると「孤独でもいいんだよ」と我々が応援し、メッセージを送る番組だとか。
まあ、あくまで個人の意見なんだけど、おかしいんだよ。
孤独を肯定するというのは、極端な話一人で生きていく、他者なぞ知らん!我が道を行く!みたいな感じじゃないですか。
なのに「他者から」の肯定なり承認を求めるというのはどうにも腑に落ちない。冒頭で孤独を勧めているのにも関わらず。
視聴者からの意見を聞いていても、明らかに肯定してほしそうな感じだった。
肯定してくれる人がいるなら「それ、孤独じゃないじゃん!」と思う。ゲストの人たちも孤独、孤独と言いつつ、なんとなく賛同してくれたり、淡い人間関係は結構あるんじゃなかろうか。
最近聞く、ぼっちだとかおひとり様だとかいう言葉も気に入らない。
孤独でいいと言いつつ、肯定してほしい、認められたいという感じがどうにも卑しく感じる。
今朝、年齢は25歳なのに病気で体は12歳のままで、そんな状態を誰からも理解してもらえず、とても孤独だと話す人の記事があって、「自分の感じる孤独と、この人の感じる孤独は隔絶があって、誰からも理解されないとは大層つらいことなんだろうなぁ・・・自分がそんな状況に置かれたら、どうなってしまうんだろう」とあれこれ考えていたので、余計にそう思ってしまう。