一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

リアルグレード ウイングガンダムゼロ EW版

 

最後にガンプラを作ったのはいつだったか?高校生の頃で、SEED辺りのガンプラが最後だったように思う。

子供のころなんかはプラモデルと言えばガンプラ!お金ができるとガンプラ買いに模型店へ。そんな感じだったのが大人になり、働いて稼いでプラモ三昧!・・・とはならず、買っても気力が向かずに積んでしまうことも多くなる。今回も結構きつい中でのなんとか完成に漕ぎつけた。大したことはしていないのに。あの頃の気力や感性はもう失われつつあるのだろうか?

それはともかく、自分の記憶からガンプラは常に進化し続け、今回のリアルグレードは組み立て、一部塗装とシールでこの仕上がり!単調にならないようにか、青と白いパーツには2色使っていてこだわりを感じる。

パーツの合いも良好で、これだけ細々としているのにも関わらず、はまらないとか、ズレるとかいうことが一切ない。

 

 

 

この小ささでも、肩のマシンキャノンやコックピットも開閉可能!コックピットに至っては座席や計器まで彫刻それているので驚きだ!見えないけど・・・。

胸のカメラはよくあるクリアグリーンではなく、透明パーツの下にメタリックグリーンのシールという表現をしているのだけど、これがなかなか奥行きが感じられて悪くない。

 

 

 

大気圏突入モード。羽を揃えるのが難しい。

 

 

ガンプラの撮影はポーズのセンスも問われるから難しい。

 

 

 

 

 

 

例のポーズ。やはり両手持ちはできないので、片手はそれっぽく添えるだけ。

重さに負けて下がってくるのがなぁ・・・。手首のボールジョイントに関しては、瞬間接着材などで軸を太らせて対策できるけど、肘は難しいだろう。

 

 

 

さて、一通り触ってみて、うりの一つでもある「アドバンストMSジョイント」これは失敗なのではないかと感じる。

フレーム部分が半完成で、見た目には面白いけど、ABSとPPの複合素材で塗装、接着の観点からは扱いにくい。

バンダイでも扱いにくさを感じていたのか、後発の商品になると、もう申し訳程度にしか採用されていない・・・。そこまでしてこれにこだわる理由ってなんだ。

その接着だけど、このシリーズは動かしているとパーツがポロポロと取れるという話が多い。であれば、接着すればいいのだけど、素材が厄介である。

PSどうしであれば、一般的な樹脂入りセメントでOK。ABSどうしならABS用。ポリパーツなどに使われているPPはどうか?専用のプライマーを塗って、瞬間接着剤で接着。本キットなら、踵や爪先が該当。

PSとABSならどうか?ABS用でいけると思ったけど、うまく溶けなかったので、流し込み用やホームセンターなどで売っているラッカー溶剤などで接着が可能。うん、ややこしい!

 

そして見てわかる通り、当然すぎることが起きてしまう。それは・・・。

羽が重くてポーズを取るのが難しい。スタンドも一緒に買うべし!

他にも間接の保持力が弱くて、ツインバスターライフルを連結させて片手持ちさせると、重さに負けてしまうことも・・・。

 

質は高いのだけど、細かい部分で扱いにくい。どこまでを初心者とするかは議論があるだろうけど、かつての自分のようにニッパー一つでプラモデルに挑む人を初心者とするなら、このシリーズは中級者向けだと思う。

前述の接着の難点(後発ならほぼPSなので、それ程問題にはならない)、シールが非常に細かいのでピンセット推奨など、ある程度作り慣れた人向けな印象。

 

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