本日のデイケアでのこと。
鬱かなにか、精神障害で悩む若い主婦の人が話していたこと、「体の調子が悪くて、寝たきりになることも多い。それでもこれではいかんと、働くのは無理でも毎日の散歩から少しづつ体力作りを最近始めた。友達に遊びに誘われたりもするけど、そのことを旦那に話すのは心苦しい。そんなことをしているのなら、働いてくれと。遊びではないんだけどなぁ・・・」と。
それを聴きつつ心の中で「わかるぅ~。わかるわぁ~!」と頷いていた。
そう、遊びではないのよ。まあ、結果としてそうなるかもしれないけれど、遊びではない。もっと切実な、息抜きというか、避難所みたいなものではないか。
去年最後のデイケアの時には「帰る実家が無くて・・・」と言っていて、子供もいないようなので、旦那さんと二人きりの閉塞した環境にいるのではないかと想像する。
だとしたら、これはきちぃ!閉じた二者関係はとてもこじれやすく、またどちらの力が強いかで関係が決まってしまう。もし旦那が理解がなく、話を聴いてくれなかったとしたら(どうも言動からはそんな感じが読み取れる)そんな環境、価値観の中にしか居場所が無いのだとしたら、そりゃあ苦しくてたまらないだろう。
もし自分が旦那の立場であったら、「事情を知って尚、誘ってくれる友人がいるなんて良いことじゃない。どんどん出かけて外に開いていけ!」と背中を押すだろう。その先に自立や社会復帰があるのだと思う。
まあ、あの人の事情は知らないし、全部憶測だけど。