一人舞台

生きづらさに悩む、元ひきこもりのブログ、日記

生き辛さに悩む元(暫定)ひきこもりの「日記」

労働幻想

母とその友人と三人で囲む夕食は、2年経っても慣れない。やっぱり嫌だし、変な緊張の中食事をするなんて憂鬱でしょう。「さっさとここを出ていければ!」と何度も思うけど、不安や日々の疲れで行動を起こせずにいる。そんな自分自身に対しての苛立ちもあると思う。

「一日中家にいるのなら、掃除をしてほしい」

それ自体の理屈はわかるし、ちょこちょこやっているけど、言い方はもう少しなんとかならないものか。好きで家にいるのではない。会社が休みなのだから仕方がないじゃないか。休みなのは俺のせいじゃない。行く当ても無いし、会ってくれる人もいない。部屋にいるしかないじゃないか。

もう無職のひきこもりではなく、フルタイムで働く労働者なのよ。社会に出ることを恐れ、8年間ひきこもっていたのをようやく重い腰を上げて、過酷な労働の世界に入ったものの、単にマイナスが0になっただけであった。あまりにも当たり前なことだったんだ。全てのひきこもりには、働けばこの苦しさが、生きづらさがなんとかなる。認めてもらえるという労働幻想なんか捨ててしまえ!と言いたい。就労支援になんかに通うとこういう空気があったりするけど、嘘だよそんなの。

しかし、それさえ頑張れなければ、一体自分に何の価値や意義があるというのだろうか。仕事は好きでもなんでもないし、フルタイムで働き続けるのは正直つらい。だけども休んでいても、自分の無価値を再認識させられるようで、虚しくつらく苦しい。

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